FAB10プロジェクト(その8)・「考えのまとめ」
FAB10プロジェクトのすえどみです!
いよいよ追い込みにはいってきました。
今回は文章多めの思考的な部分をまとめています。
今までどんな形でアウトプットをつくろうか、スタンプをつくりやすい写真はどれか、
パラメーターやデータはどういったものなのかを試行錯誤してきました。
旅好きな人に向けて、第2のパスポートをつくりたい。
自分の行った国で自分だけの模様をデザインしてもらいたい。
という想いからこのプロジェクトは始まりました。
ただ、Fablabの多くの人がかかえる問題でもあるだろう、「一般化」向けが難しかったのです。
レーザーで出力するためにデータ変換に必要なイラストレーターが使えないとなかなかデザインするのが難しい。そこで旅人が撮った写真をアプリで変換してスタンプにしよう!となったのですが、やはり撮る写真は様々、アプリにも限界があります。。。どうしたらいいかなーと頭を悩ませていた時に、とある方のお話を元にプロジェクトの方向性を少し変えて進めることにしました。
そのお話が…
「くるみボタンを手作りできるお店があって、あの小さな丸の中に用意してある模様を使ってデザインしていくのが面白いって流行ってるらしいよ。決められた中に自分で形をつくっていくのが楽しいんだ。」
…たしかに、自由に絵を描いて下さいと言われて、よしあれをかこう!とすぐひらめく人は少なくて、きっと大半の人はお題があった方が描きやすい。それと同じように、私の方でつくった国ごとの柄を自分で好きな用に並べたり組み合わせたりできると、一般化もしやすいしデザインする側も自分でつくっている感覚が生まれるだろう。
それに、最初に考えていた、「自分がつくったスタンプだけでデザインすることもできれば、他の人がつくったスタンプと組み合わせることで新しいデザインをつくることもできる」ということにも繋がる!!
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よし!これで進めていこう!!
ということで、さっそく国の柄のデザインをスタートしました。
ひとつの国からだったり、複数の国を組み合わせたりして
自分の好きなデザインをつくっていく。
普段デザインをしない人達も、
デザインする楽しさをちょっとでも体験してもらえたらいいな。
まず、イラストレーターでデータづくりから。
そしてレーザーで出力!
そしてそして、スタンプ!