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Moved | 引越しました

ファブラボ渋谷は、2017年6月末をもちまして、クローズしました。
新住所は次の通りです。

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-20 アイゼンビル2F/1F
03-5577-6959

神田錦町への引っ越しに伴い、「ファブラボ神田錦町」と名称変更しています。
新しいWEBサイトは、こちらです。

渋谷での利用方針を継承して、神田錦町でのオープンラボを実施しています。

運営団体:一般社団法人デジタルファブリケーション協会

2017-09-01 | Posted in blogNo Comments » 

 

経済産業省「子どもデー」に出展します。

毎年夏に開催されている、経済産業省「子どもデー」
例年”夏休み期間中の幼児や、小・中学生のみなさんが、実際に見たり、触ったり、作ったりしながら、経済産業省について学べるイベント”として企画されいます。そのプログラムのひとつを企画しています。
今年は、UVプリンターという機材を使って、お名前チャームをつくります!


(去年の様子)

デジタル加工工房&Fabでも使っているこのプリンターを経産省に運び込みます!2日間限定の出張工房です。
他にも多くのプログラムが用意されていますので、夏休みのおでかけにいかがでしょうか。

企画協力:株式会社ミマキエンジニアリングミマキラボ

2017-08-02 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

 

引越しを終えて

6月末の引越し大作業を終え、新居には段ボールと機材とが所狭しと並んでいます。荷物が無くなった渋谷のラボはこんなにスッキリしてしまいました。5年前(2012年2月)の入居時期を思い出すような光景です。

ファブラボ渋谷は、シェアオフィスであるco-lab渋谷アトリエの「プラグイン機能」としてスタートしました。シェアオフィスに入居しているクリエイターの方々のワークスペースとしての機能を持ちつつ、ファブラボネットワークのひとつとして外部にも開放してきました。この度、co-lab渋谷アトリエのクローズと共に、その機能を閉じる事になりました。
この5年間、多くの方に足を運んでいただきました。ありがとうございます!

これまでの写真記録は、先日の投稿をご覧下さい。

オープンしてしばらくの間は、3Dプリンタやレーザーカッターという言葉が馴染みの無いものだったため、それらに対しての興味をもつ利用者さんが多かった印象です。その後、ファブラボネットワークは拡大し、今では全国に18箇所以上のネットワークになりました。準備中のファブラボを含めれば、まだいくつかあるようです。またファブラボ以外のメイカースペースも年々増加し、デジタルファブリケーション(デジタルものづくり)は以前に比べて身近になりました。それを表すように、利用者像も変化しています。オープン当初は機材に触れることが目的という利用者が主でしたが、今ではつくるモノのゴールを明確に持ちながら、その過程でラボを利用する方がほとんどです。ラボのマネージャー役である私たちの役割も、機材の説明員からプロジェクトパートナーへと変化していきました。本来のファブラボの目指すところは後者だと考えているので、これはとても嬉しい変化でした。

転居について渋谷区内を探し続けましたが、再開発や2020年関連の影響で適切な転居先をみつけることができませんでした。そんな中いただいたご縁により、【千代田区神田錦町】に移ります。
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2017-07-03 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

Days in FabLab Shibuya

こんにちは、FabLab Shibuyaの井上です。

FabLab Shibuyaの移転に伴い、2017年6月9日をもってFabLab Shibuya最後のオープンラボとなりました。
2012年の2月から国内3番目のファブラボとして現在の場所で開所し、運営メンバーやオープンラボの仕組み、機材を更新しながら、今日まで多くのユーザーさんがそれぞれのものづくりを行ってきました。今でこそ全国各地にメイカースペースができましたが、2012年当時はまだまだ珍しく、クリス・アンダーソンの”Makers”(NHK出版)が出版されたことなどからFabや3Dプリンターが注目され始めた時期でした。

記録が多すぎてまとめきれていませんが、5年間のFabLab Shibuyaの風景をお送りします。

月末に迫った移転のため、引越準備に追われる日々です。移転先は改めて。


2017-06-21 | Posted in blog, Report, ファブラボNo Comments » 

 

カインズ広島にShopBot導入!

4月28日にオープンした「カインズ広島LECT店」に、ShopBotが導入されました!ファブラボ渋谷では、カインズ鶴ヶ島店につづき、ShopBotの導入及び組立と、関係スタッフ向けのトレーニングを実施しています。トレーニングでは、機材オペレーションやFABマインド等、ひらかれた工房運用に関する基本部分について、教育プログラムを組んでいます。

ShopBot(ショップボット)は、木材などをコンピュータ上の設計データの通りに削りだせる機材です。今回導入した機材は、ShopBot PRS standard 96-48という機材で、最大加工サイズは、ホームセンターで売られている木板の一般的なサイズ(サブロク板)です。

▼スタッフさん向けのトレーニングをしています。

カインズが展開する「CAINZ工房」では、鶴ヶ島店での”DigitalFabStudio”導入を皮切りに、国内7工房でのデジタル機材対応(レーザーカッターと3Dプリンタのサービス対応)が進められてきました。デジタル機材対応8工房目となる今回は、鶴ヶ島店に次いで2台目のShopBotが導入されました。

▼ShopBotコーナー

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2017-05-18 | Posted in blog, ProjectNo Comments » 

 

ファブラボ渋谷、お休みします

渋谷エリアの再開発事業に伴い、現在入居しているシェアオフィスが6月末にクローズすることになりました。それに伴い、ファブラボ渋谷は引越しをします。
ユーザーの方々にはご迷惑をおかけいたしますが、6月9日(金)のオープンラボを最後とさせていただきます。
それ以後の運用については、改めてお知らせいたします。

2017-05-17 | Posted in blogNo Comments » 

 

“The Dolls with Attitude”制作協力

FabLab Shibuyaが制作協力した”The Dolls with Attitude”が、先日タイで開催された第20回アジア太平洋広告祭(ADFEST 2017)の「Fabulous Four」で最優秀賞と観客賞を受賞しました!

「Fabulous Four」はADFESTが若手監督の育成を目的に行っているプロジェクトで、テーマに沿った5分以内のショートムービーのスクリプトを募集します。ADFESTのフィルムクラフト部門とディレクター部門の審査員による審査を経て、実際に映像制作を行う4名が選出されます。今年のテーマは「20 Years of Diversity」(多様性の20年)です。

対人関係における日本人的な価値観をホラーテイストで風刺する作品に仕上がっており、FabLab Shibuyaは作中に出てくる「Eri’s Smile Retainer」の制作で協力しました。

 

ADFEST 2017
株式会社ハット

2017-03-31 | Posted in blog, ProjectNo Comments » 

 

【FAN3 Report】FAN3 in Kochi (Day 5)

DAY5 1/17
1/12~18までの1週間にわたって開催されたFabLabアジア会議(FAN3)。
FabLab Shibuyaからは井上と山本が参加しました。
1日ずつ、交代で現地のレポートをお送りします!


FAN3コチ編スタート。
会場は港町のコチへ移動します。
ポルトガルやオランダ、イギリスなどの植民地経験のある都市で、インドとヨーロッパの文化を併せもっています。

 

 

この会場はコチで開催中のビエンナーレの会場のひとつとなっており、ここでもテクノロジーとアートの共演が果たされていました。

 

 

会場では様々なワークショップやディスカッションが行われており、私は循環型社会についてのレクチャーを選択しました。循環型社会における新しい都市モデルを構築していくことは、FabLabが取り組んでいる大きい課題のひとつでもあります。最後にはレクチャーで登場した食べられるカトラリーの実物が配られました。せっかくなので味見をしてみたところ、歯ごたえは乾パン、味はカークラというインドのスナックに似ています。カレーをこのスプーンで食べると水分でふやけてちょうどよさそう。

 

 

ここでも1日の締めくくりは音楽と踊り。ソマイヤでもヴィギャンアシュラムでもお別れのときは毎回お祭り騒ぎでした。まるでボリウッド映画のようです!全身を思いっきり動かすことで、PCや機械と向き合う日々とのバランスを取っているかな。それならば、日本でもFab盆踊りをするのはどうかな、なんて思うのでした。
 

2017-03-17 | Posted in blog, Report, イベント, ファブラボNo Comments » 

 

【FAN3 Report】ムンバイ探訪からKochiへ(Day 4)

1/12~18までの1週間にわたって開催されたFabLabアジア会議(FAN3)
FabLab Shibuyaからは井上と山本が参加しました。
1日ずつ、交代で現地のレポートをお送りします!


Day4 (1/16)

こんにちは。
FabLab Shibuyaの井上です。

MumbaiからKochiへの移動日となるDay4は、午前中にMumbaiのメイカームーブメントを象徴する2つの施設を見学し、午後に移動という日程でした。最初に訪れたのは、「imaginarium」という3Dプリントサービスを行う企業です。日本ではDMM.makeやintercultureなどが有名ですが、ここインドでも3Dプリントを活用する需要は増えてきているようです。日本同様、プロダクトからファッション、あるいは医療分野で、プロトタイプからエンドプロダクトまで幅広く対応しています。


FDM、SLA、SLSなど様々な3Dプリンターが並ぶimaginariumのプリント工場

imaginariumのプリント工場は、中心を貫く通路を挟んで「機械化された3Dプリント工場」と「人の手によるフィニッシング工場」で構成されています。撮影不可のためあいにく記録はできませんでしたが、フィニッシング工場には多くの工員が従事していました。普段から使っている身として予想は出来ていましたが、3Dプリンターという言葉が匂わすSF感ほど現場は機械化されておらず、プリンターの台数と工員の数がおおよそ同じくらいの印象でした。おそらくこれはインドに限らず、どこの3Dプリント工場でも同様なのではないかと思います。

見学後にimaginariumのスタッフさんによるプレゼン、参加者とのディスカッション・質疑応答が行われました。そこで、井上からはこんな質問を投げかけてみました。

Q. 日本でも数年前から3Dプリンティングが騒がれ始めたものの、3Dモデリングという工程が一般に根付いていないことから、この分野のボトムアップが急務となっているが、インドではどうか?

インドでは大学を中心にCADモデリングの教育に熱心で、個人から企業までこうした新興技術に貪欲です。この辺りは昨年訪れた深センに近い熱量を感じました。imaginariumでは自身の3Dプリンティング技術を活かして独自のAcademyを開催したり、次に紹介する”Maker’s Asylum”と連携した”Metamorphosis Cafe”という事業を通じてボトムアップ活動を行っているとのことです。


imaginariumから歩いて1分の距離にあるメイカースペース”Maker’s Asylum”

Maker’s Asylumは、Mumbaiの中心的なメイカースペースで、前日まで開催されていたMaker Melaにもここで作られたプロジェクトが出品されていました。日本におけるMaker’s BaseやTechshopと同様に、いわゆる会員制の工房として運営されています。インド人の平均収入から考えると月々の会費は決して安くはなく、趣味のユーザーというよりはスタートアップが利用している印象でした。


Maker’s Asylumの様子。デジタルファブリケーションだけでなく、木工・金工機材も一通り揃えている。

前述の”Metamorphosis Cafe”は、Maker’s Asylumでアーリープロトタイピングされた成果物を、imaginariumでより高度なプロトタイプ、あるいは製品化に向けてスムーズにつなぐための機能として設置されています。Maker’s Asylumに並ぶ3Dプリンターは、いわゆる家庭用3Dプリンターで占められており、それらはimaginariumから提供されています。家庭用3Dプリントから業務用3Dプリントへ移行する際の注意点などをコンサルティングすることもあるそうで、スタートアップユーザーが多いからこそ有効な連携ともいえます。


Metamorphosis Cafeはアーリープロトタイプから製品化までをスムーズに繋げるインターフェイスとして、Maker’s Asylumとimaginarium内に設置されている。双方が徒歩1分圏内の立地にあることも踏まえ魅力的な取り組みといえる。

Mumbaiのメーカームーブメントの熱量を肌で感じたのち、FAN3の後半戦を担うKochiへ向かいました。インドを代表する商業都市Mumbaiから飛行機で約3時間。漁業・造船・リゾートの色が強いKochiもまた、インドの別の顔を覗かせる魅力的な街でした。

次回はそんなKochiのレポートをお楽しみください。

文・井上

2017-03-10 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

アジア会議開催中!

FabLab Asia Network(通称:FAN)の第3回ミーティングイベントが、インドで開催されます。
オフィシャルサイト:http://fan3.in

このイベントに、ファブラボ渋谷からは、井上と山本(リ)の2名が参加します。

会期:2017.01.13-01.08
会場:Mumbai, Kochi

どのような経験が待っているのでしょうか。


山本(リ)と共に、旅の健康を祈りに。


スーツケースに付けられた、ムンバイ行きのタグ。

2017-01-13 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

 

湘南ラウンジ – Fab Space -が2周年!

2014年の12月12日に湘南T-SITEのオープンに合わせてスタートした「湘南ラウンジ -Fab Space-」も、先日満2歳となりました。

先にオープンした&Fab渋谷店とは異なり、販売商品へのカスタマイズだけでなく、自社開発のキットを展開したり、販売している素材から自由にものづくりを楽しんでもらう場として進めてきました。昨年6月には同じ場所で「FabLab Fujisawa」もスタートし、毎週水曜日のオープンラボではたくさんの馴染みのユーザーさんが集う場になりました。

また、Fab Spaceはものづくりをしたい人の受け口としてだけでなく、作り手の「発信」を積極的にサポートする場所としても機能してきました。地元で活動するクリエイターとコラボしたワークショップやトークイベントを開催したり、それぞれのクリエイターの作品をお客様が利用できる仕組みとして「Creators Collaboration」をスタートさせたり、T-SITEのギャラリーやPOP UP SPACEを使った展示会や販売会のサポートを行ってきました。

地域密着というとありふれた表現ですが、湘南という土地柄なのか足繁く通ってくださるお客様やユーザーさんに恵まれた場所になりました。ものを作る場所であると同時に、「居心地のいい場所」として受け止めてもらえているなら、これほど嬉しいことはありません。

湘南ラウンジ -Fab Space-の3年目もよろしくお願い致します!


【キャンペーン情報】

オープン2周年を記念して、12月15日より「Thank You Ticketキャンペーン」がスタートします!

チケット配布期間中にFab Spaceをご利用いただいたお客様に、もれなくThank You Ticketをプレゼントします。有効期間中はチケット1枚につき3回まで加工料が10%OFFになります。Fab Spaceが展開している全てのコース(クリエイティブコース、カスタマイズコース、体験キット)の加工料が対象となります。またチケットは2枚つづりとなっているので、お友達にもお渡しいただけます。

作ってみようと思っていたもの、気になっていたキットがある方、お得なこの機会にぜひご利用ください。

■チケット配布期間
2016年12月15日(木)~2017年1月15日(日)

■チケット有効期限
2016年12月15日(木)~2017年3月14日(火)

Thank You Ticketキャンペーン


2 years gallery of Fab Space

2016-12-13 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

ヒルナンデス!にでるんデス!

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本日(11月29日)のヒルナンデス!にて、デジタル加工工房&Fabを取材いただきました。
ロフトさんで取り扱っている手帳のカスタマイズを体験いただいています。ご覧下さい。

放送日
11月29日 11時55分から13時55分
日本テレビ系列にて

ただいまデジタル加工工房&Fabでは、手帳のカスタマイズキャンペーンを展開しています。
渋谷店、梅田店でのちょい足しFabをお楽しみ下さい。

詳細はこちら

MARK’S Inc. × Loft&Fab 《EDiT 2017 カスタマイズキャンペーン》

「絶景手帳2017」「BUCKET LIST 」カスタマイズキャンペーン【渋谷店のみ】

2016-11-29 | Posted in blog, MediaNo Comments » 

 

Award2016,授賞式の様子が公開されました。

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2016年7月15日(金)より9月7日(水)までの約2ヶ月募集しました”LOFT & Fab Award 2016″は先日授賞式が行われ、各賞の受賞作品が決定いたしました。

こちらをご覧下さい:
http://loftandfab.com/2016/work

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100点近くのご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。

主催:株式会社ロフト
共催:ファブラボ渋谷
協賛:メイカーボット・ジャパン,オートデスク株式会社
運営:株式会社モーフィング

2016-11-18 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

【Report】Tokyo Design Week 2016

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先日開催されたTokyo Design Week 2016(以下TDW)にて、オートデスクさんの出展ブース内にできたワークショップスペースの運営をお手伝いしました。FabLab Shibuyaが開発した6つのワークショッププログラムは、すべてオートデスク製品を通じて制作されています。連日多くの参加者で賑わい、11日間の開催で1,297人もの方々がものづくりを楽しまれました。

ちょうど昨年のこの時期に開催されたAutodesk Gallery Popup Tokyo以来ですが、特にユーザーの拡大が目覚ましいAutodesk Fusion360にフォーカスしたプログラムを多く取り入れ、FabLabShibuyaとしても大きなチャレンジになりました。TDWには学生さんも含め、デザイン・アートに造詣が深い方も多くいらっしゃいますが、ほとんどの方にとって「初3DCAD」「初モデリング」という中で、慣れない手つきでFusion360を操作しながらものづくりにチャレンジされていました。
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2016-11-18 | Posted in blog, Events, ReportNo Comments » 

 

4周年を迎えました。

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2016年11月, ファブラボ渋谷は5年目をスタートさせました。
4年目も色々ありました。

▼4年目のマンスリートピックスを振り返り
11月 第2回Loft&Fab Award 授賞式
12月 デジタル加工工房&Fab梅田オープン(梅田ロフト8F)
1月 仕込みの時期
2月 世界最大の生活雑貨見本市”ambiente 2016”出展
3月 TEDxDili登壇
4月 仕込みの時期
5月 3Dプリントスタジオオープン
6月 ファブラボロンドンからの便りby眞悠子
7月 経済産業省「子どもデー2016」出展
8月 ファブラボ世界会議(FAB12)、MakerFaireTokyo2016″Nerdy Derby”
9月 しろといろ展,アミューズコラボ企画(梅田ロフト)
10月 TokyoDesignWeek2016 オートデスク社ブース企画協力

▼写真で振り返り

ファブラボ浜松の竹さんの言葉を使えば、インデペンデント系ファブラボ、多摩美久保田教授の言葉を使えば、プラグイン型ファブラボのファブラボ渋谷ですが、いくつものコラボレーションの機会をいただきながら、デジタルものづくりや個人的によりそうものづくりの探求を続けています。
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2016-11-16 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

【Report】ロフトが取り組むデジタルファブリケーション

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11月11日(金)に株式会社ロフトの菅井氏によるビジネスセミナー「第19回 SOHOフェスタ in MITAKA」の講演へ行ってきました。

講演を聴いて印象に残ったのは、ロフトは「モノという発想を提供する業態である」という言葉です。販売されている商品を作り手側の狙い通りに使うのではなく、「何ができるかな?」と購入する側(ユーザー側)の発想力と創造力を提供していると。
たとえ話で出たのが、円筒形の商品。傘立てにもなりそうだし、花瓶としても使えそうだし…といった使い方は購入する側(ユーザー側)の発想次第であるというお話です。

このお話は、日頃デジタル加工工房LOFT&Fabでカスタマイズをサービスとして提供している私たちの考え方とフィットします。「商品をカスタマイズする」というサービスは、商品を素材としてとらえカスタマイズできることを提案することです。

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2016-11-15 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

今なら”MakerBot Replicator+”がお得に購入できます

渋谷ロフト、梅田ロフトで発売中の3DプリンターMakerBot Replicatorシリーズの
新商品「MakerBot Replicator+」がお得に購入できる期間限定のキャンペーンがスタートします。

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Replicator+をキャンペーン期間中に渋谷ロフトまたは梅田ロフトでご購入いただくと、
Tough PLAとTough extruder+がセットでついて来ます!
Tough PLA、Tough extruder+の購入価格(参考価格59,800円)がマルッとお得になります。
※価格表記は税抜きです。

Replicator+/本体参考価格 395,800円(税抜)
機材の詳細情報はリンク先でご確認ください。

キャンペーン期間:2016 年11月15日(火)〜2016 年12月26日(月)
12/26(月)午前中までに、店頭にてご注文ください。

販売店舗:
渋谷ロフト6F
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-1 渋谷ロフト6F

梅田ロフト8F
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町16-7 梅田ロフト8F

製品やキャンペーン内容は、3D studioスタッフ、もしくは&Fabスタッフまでお声がけください。

※店頭ではMakerBot Replicator 5thのデモンストレーションをおこなっております。
MakerBot Replicator+とは異なりますので、あらかじめご了承ください。

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Tough PLAって?
現在発売されているPLAよりも耐摩耗性・耐衝撃性に優れています。出力しているときの反りがABSよりも少なく、失敗のリスクが少ない素材と言えます。従来のPLAでは強度が心配で出力することを諦めていたデータにおすすめです。

このフィラメントで出力するには、専用の「Tough PLA Smart Extruder+」が必要です。通常のエクストルーダーで出力するとフィラメントが詰まりますので、必ず「Tough PLA Smart Extruder+」に差し替えてご使用ください。

2016-11-08 | Posted in blogNo Comments » 

 

”FAB婚”参列

デジタル加工工房&Fab梅田がある大阪府内にもFabLabがひとつあります。
そのFabLab北加賀屋の井上智博さんの結婚パーティーにお招きいただきました。
その名も「FAB婚」。
FAB婚特設ページはこちら

FABLABがなかったら出会ってもなかったですね。そんな特別な場所で式あげたいですね。からはじまりここまでこぎつけました。結婚式をつくります。(webページから引用)

いま、手作りの”DIY婚”をするカップルが増えています。自分たちらしさを出したい、ゲストへ気持ちを込めたおもてなしがしたい、というカップルに人気のスタイルで、必要な備品を自分たちで作るというもの。
そして、今回の井上ご夫妻は”DIY婚”ではなく”FAB婚”です!もう、期待しかない!心を最大限に高めつつ、会場であるファブラボ北加賀屋に向かいました。

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2016-11-03 | Posted in blog, ReportNo Comments » 

 

LOFT&Fab Award2016授賞式&特別ワークショップ開催!

11/3(木・祝)に、LOFT&Fab Award2016の授賞式と特別ワークショップが渋谷ロフト6Fで開催されます。

アートディレクター廣村正彰氏による総評を生で聴ける貴重な機会です。また、展示期間中に会場にお越しいただいた皆様の投票によって決まったオーディエンス賞の発表もあります。授賞式、特別ワークショップ共にどなたでもご参加いただけますので、ぜひお越しください!

<LOFT&Fab Award2016 授賞式&特別ワークショップ>
日時:11月3日(木・祝)
13:00~13:30 授賞式
14:00~17:00 特別ワークショップ

会場:渋谷ロフト6F、&Fab
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-1 渋谷ロフト6F

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※写真は昨年の授賞式の様子

<特別ワークショップ:似顔絵雑貨をつくろう!>
イラストレーターsaitoeさんが描くあなたの即興似顔絵を使って、あなただけの雑貨を&Fabで作ることができます!

授賞式後の会場で受付ますので、お気軽にスタッフまでお声掛けください。受付後は&Fabで一緒に加工します。お時間に余裕をもってお越しくださいね!

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※写真はサンプルです。

●にがおえテープ作り 950円(税抜)
似顔絵を使って、38mm幅のテープをつくります。
テープの色、インクを色を自由に選ぶことができます。

●にがおえスタンプ作り 1,500円(税抜)
レーザーカッターで似顔絵を彫ってスタンプをつくります。
3cm四方で、ワンポイントにちょうどいいサイズです。

●にがおえコースター作り 1,070円(税抜)
コルクコースターにレーザーカッターで似顔絵を彫刻します。

●にがおえキーホルダー作り 1,600円(税抜)
透明アクリルに、UVプリンターで似顔絵を直接プリントします。
透明感のあるキーホルダーを作ることができます。

2016-11-01 | Posted in blogNo Comments » 

 

TDW2016,開催中です

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TOKYO DESIGN WEEK 2016が始まりました。連日のワークショッププログラムに、多くの参加を頂いています。会期終了まで毎日実施していますので、ぜひお立ち寄りください。土日祝日は事前予約制のプログラムを用意しています。

本日(10/30)も、予約制プログラムを実施しています。

13:00-14:00
< 固くて柔らかい?3Dプリントバングル>
Autodesk Fusion360を使って、3Dプリンターならではの不思議なバングルを作るワークショップです。
使用ツール:Fusion360, 3Dプリンタ(MakerBot/MakerBot)

17:00-18:00
< オリジナル迷路を作ろう>
Autodesk Fusion360を使って、自分でコースを考えながら迷路を作るワークショップです。
使用ツール:Fusion360, CNCマシン(Roland DG/SRM-20)

ご予約はこちらから。

▼写真でご紹介

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2016-10-30 | Posted in blog, Events, ReportNo Comments » 

 

講演:ロフトが取り組むデジタルファブリケーション

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渋谷ロフト6Fの「デジタル加工工房LOFT&Fab」の産みの親である、株式会社ロフトの菅井氏によるビジネスセミナーが第19回 SOHOフェスタ in MITAKAで開講されます。

2013年11月に&Fabがオープンしてから、間もなく3年が経過します。
小売業としてロフトがデジタル加工技術をなぜ取り入れたのか、他社との違いはどこにあるのかなど、貴重なお話を聞くことができます。

日時:2016年11月11日(金)12:00~17:00
場所:三鷹産業プラザ7階・特設会場
入場:無料

<ロフトが取り組むデジタルファブリケーション>
ビジネスセミナー 15:00~16:30
講師:菅井 進 氏(株式会社ロフト・大型店事業部)

プロフィール
1979年西武百貨店入社。1996年西武百貨店より分社化し株式会社ロフト設立時のメンバー。主に宣伝、営業企画に携わりロフトの多店舗化を推進。心斎橋、池袋ロフトの館長を経て営業企画部部長など歴任。現在は新規事業の立ち上げや大型店の出店プロジェクトを手掛けている。

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2016-10-28 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

 

WDC Taipei 2016 出展

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ファブラボ渋谷がプロトタイピング工程で関わった製品が、台北で開催されている「WORLD DESIGN CAPITAL TAIPEI 2016」に出展されています。

世界デザイン首都 (WORLD DESIGN CAPITAL) は、産業デザイン社会国際会議による都市振興プロジェクトであり、デザインの分野で世界中の都市によってつくられた業績を展示するもの。
Wikipediaより引用)

WDCのInternational City Pavilionに、横浜市のブースが設けられました。このブースでは、
横浜市の取り組む、「texi」という地域ブランドプロジェクトが展示されています。
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2016-10-27 | Posted in blog, Product, ProjectNo Comments » 

 

《LOFT&Fab Award2016》投票は10/27まで!

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渋谷ロフト6Fで開催中の「LOFT&Fab Award 2016」入選作品展示会。
オーディエンス賞の投票は明日《10/27》までです。

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投票方法
1)展示作品を心ゆくまで鑑賞する。
2)気に入った作品の番号を最大3つ、投票用紙に記入してください。
3)展示スペースないに設置されている投票箱に、投票用紙を二つ折りにして入れる。
4)受賞作品が発表されるのを心待ちにする。

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投票用紙は、店内にあるチラシの裏側です。
記入後は黄色い投票箱へ〜

投票いただいた方の中から抽選で素敵なプレゼントが後日ロフトさんから発送されますよ。

こういったアワードの開催や、デジタル加工工房LOFT&Fabなど、ロフトさんのデジタルファブリケーションの取り組みについて、ビジネスセミナーでお話を聞くことができます。

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第19回 SOHOフェスタ in MITAKA
日時:2016年11月11日(金)12:00~17:00
場所:三鷹産業プラザ7階・特設会場

ビジネスセミナー 15:00~16:30
ロフトが取り組むデジタルファブリケーション
講師:菅井 進 氏(株式会社ロフト・大型店事業部)

今から楽しみです!

2016-10-26 | Posted in blogNo Comments » 

 

TDW2016はじまります

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いよいよ、TOKYO DESIGN WEEK 2016 が始まります。ファブラボ渋谷は、オートデスク社企画のWorkshopエリアをお手伝いしています。

インタラクティブ展エリアに設けられたブースには、GalleryとWorkshopが展開されています。Galleryでは、最新のデザインやテクノロジーが採用された建築、自動車、アートなどの事例が紹介されています。Wokrshopには、CNCマシン、3Dプリンタやレーザーカッタが並びます。これらのデジタル機材を使って、工作ワークショップ(FAB入門!)を毎日開催しています。
土日祝日には、事前予約制ワークショップを実施します。皆さまのお越しを、お待ちしています。

オートデスクの出展ブースでは、先進事例モデルの展示、3D ソフトウェアと工作機械を使用したワークショップ、Creative Design Awards の表彰式や「Make anything」をテーマにしたイベント「Design Night Tokyo」など開催予定です。デザインやテクノロジー、新しいもの・ことに触れるチャンスです。ぜひ、ご参加ください。
(オフィシャルサイトより引用)

▼スペシャルワークショップのお知らせ

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AutodeskFusion360とデジタルツールのそれぞれを体験できる、事前予約型のワークショップです。モデリングからアウトプットまで一連して体験することで、Autodesk Fusion360の魅力を一層楽しめる内容になっています。Autodesk Fusion360をこれから始めたいという方、モデリングはしているけど出力までしていないという方も、是非この機会にご体験ください!

参加費は無料
ただし、東京デザインウィーク2016の入場料が別途必要となります。
チケットの購入はこちら

■固くて柔らかい?3Dプリントバングル(写真左)
Autodesk Fusion360を使って、3Dプリンターならではの不思議なバングルを作るワークショップです。
使用ツール:Fusion360, 3Dプリンタ(MakerBot)
日時:10/29, 30、11/3, 5, 6
各日:13:00~14:00
講師:FabLab Shibuyaディレクター 井上恵介
お申し込みはこちら

■オリジナル迷路を作ろう(写真右)
Autodesk Fusion360を使って、自分でコースを考えながら迷路を作るワークショップです。
使用ツール:Fusion360, CNCマシン(Roland DG/SRM-20)
日時:10/29, 30、11/3, 5, 6
各日:17:00~18:00
講師:FabLab Shibuyaディレクター 井上恵介
お申し込みはこちら

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2016-10-26 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

 

1000組目のお客さま

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デジタル加工工房&Fabの2店舗目、梅田店がオープンして約10ヶ月が経ちます。
お客様との会話を大切にし、商品のカスタマイズと笑いを提供しています。
この度、1000組目のお客さまをお迎えいたしました。ご愛顧いただき、ありがとうございます。

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お引き立てくださる皆様に感謝を込めて、記念イベントをご用意しました。

名付けて「THANKS 10DAYS」!!

(そのまんまや!!)

わたしたちからの感謝の気持ち、受け取ってください。

期間:2016年10月22日(土)-10月31日(月)
内容:レーザーカッター、UVプリンターの加工費 (全サイズ対象)
通常価格500円(税抜)引き

※デジタル加工工房&Fab 梅田店 限定です
※テープクリエーター、アクリルフォトは割引の対象外です
※ほかのキャンペーン・割引との併用はできません
※1受付につき、500円引きです

デジタル加工工房&Fab梅田店スタッフ一同 お客様のご来店をお待ちしております。

2016-10-25 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

 

LOFT & Fab Award 2016 入選作品展示会 開催中

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LOFT & Fab Award 2016 は株式会社ロフト主催のもと「暮らしのひらめきをカタチに。」をテーマに3種類のデジタル加工機によってつくり出される「雑貨」のデザインとアイデアと技術を競うアワードです。本日より渋谷ロフト6Fにて、入選作品の展示会がスタートしました。

3年目の今年は応募者を25歳以下に限定し、次世代のクリエーターを応援する内容になっています。
オーディエンス賞もありますので、ぜひ会場で実物をみて気になった作品に投票してください。

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展示最終日の11/3(木・祝)には、授賞式&記念イベントが開催されます。
授賞式後にはデジタルファブリケーションを気軽に体験できる限定ワークショップもあります!
&Fabで似顔絵雑貨がつくれますよ。

LOFT & Fab Award 2016 入選作品展示
 2016年10月21日(金)~11月3日(木・祝)
 会場:渋谷LOFT 6F LOFT & Creation
 開場時間:10:00~21:00(店舗営業時間に準ずる)
 入場無料
 公式HP:http://loftandfab.com/2016/

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LOFT & Fab Award 2016 記念イベント
 似顔絵雑貨をつくろう!ワークショップ
 イラストレーターに似顔絵を描いてもらい、デジタル加工機を使って自分だけの
 オリジナル似顔絵雑貨をつくるワークショップです。

 日付:2016年11月3日(木・祝)
 会場:渋谷LOFT 6F LOFT & Creation
 受付時間:14:00~17:00

主催 株式会社ロフト
共催 ファブラボ渋谷
協賛 MakerBot オートデスク株式会社
運営 株式会社モーフィング

2016-10-21 | Posted in blogNo Comments » 

 

渋谷&Fab リ・オープン1周年!

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渋谷ロフト6Fでの営業再開をしたのが、昨年の9月30日でした。
あれから1年が経ち、本日5000人目のお客様をお迎えすることができました!

2013年11月29日にオープンした、デジタル加工工房&Fab渋谷
毎日お客様に寄り添いカスタマイズを続けて、まもなく3年です。
昨年の12月16日には、梅田ロフトに2号店となる&Fab梅田が誕生しました。
関東・関西エリアとわず全国からお越しいただくお客様と一緒につくる楽しさを共有し活動しています。

より多くのお客様の「作りたい」想いをかたちにすべく、スタッフ一同頑張りますので
これからもどうぞよろしくお願い致します!

秋以降のキャンペーンやイベントも続々決定しています。
ぜひ渋谷ロフト・梅田ロフトへ足をお運びください。

<MARK’S Inc × Loft&Fab | EDiT2017 カスタマイズキャンペーン>

毎日使う手帳をあなたらしくカスタマイズしませんか?
手書きサインや、イラスト、ペットの写真、お好きなフォントを使ってオリジナルのEDiTを作ることができます。

キャンペーン期間中、通常加工費より540円オフでお得に加工することができます。
店頭で配布している割引クーポン付チラシへ、好きなデザインを描いてお持ち込みください。

期間:2016年10月1日(土)〜2017年1月31日(火)
※梅田店は10月5日(水)より開始

対象商品:EDiT2017 スープルシリーズB7,B6,A5サイズ(渋谷、梅田ロフトでの購入品のみ)

キャンペーン価格:
名刺サイズ 540円(税込)
ハガキサイズ 864円(税込)
A4サイズ 1,080円(税込)

EDiT商品紹介ページに、&Fabでの加工内容がわかりやすく紹介されています!
http://www.edit-marks.jp/special/news/loft_&fab/

2016-09-30 | Posted in blogNo Comments » 

 

【Fab12レポート】未来を創造する 〜その4〜

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その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら
 
今回で3回目となる世界ファブラボ会議への参加でしたが、一言で表すなら「ターニングポイント」という言葉が思い浮かびます。過去10数年の活動の結果、メイカームーブメントと言われるような情勢の一翼を少なからず担い、多くのメイカー、企業、行政の耳目を集めてきました。世界中で加速度的にFabLabが増え、作る人が増えました。これらは基盤目標(FabLab 1.0)として継続しつつも、新たな目標(FabLab 2.0〜)に主体を譲り渡したカンファレンスだったと言えるでしょう。

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Fab12の開催地となった深センは、つい30年ほど前まで小さな漁村でした。今では世界中の製造業、スタートアップ企業が拠点を構えています。カンファレンスを抜けて散策した華強北(ファージャンペイ)は、秋葉原の電気街をお世辞抜きで10倍増しにしたような物量と活気に溢れ、「物」の大鉱脈となっています。ビル1棟ほとんどスマホケースというようなところもありました。その活気を背景に今回のFab12で語られた物事は、寄り添う部分と真逆の部分が強烈なコントラストを演出し、テーマとなった「未来」の有り様について考えさせる大きな効果がありました。大量生産/大量消費のサイクルの果てにある「大量廃棄」は、世界が抱える大きな社会問題の一つとしてメディアでも度々紹介されます。見るものを圧倒する華強北の「物の山」を眺めるうち、Tomas Diezがプレゼンテーション中に見せた「廃棄物の山」と重なってきます。そうした深センのエコシステムに危機感を抱いている人々は少なからずおり、深センもまたFab Cityに加盟した都市の一つとなりました。

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4日目のFab Symposiumに登壇したHAX(ハードウェアスタートアップを支援する企業・インキュベーター)のディレクター・Duncan Tumerが、そのプレゼンテーションの中でNike iDを引き合いに「カスタマイズ」の有効性について語っていました。様々なアイデアをフィルタリングし、生き残った事業を支援するHAXは、ある意味ではニーズの最前線に立っている企業です。そんな企業が「カスタマイズ」を「可能な限り早く顧客に届ける」点にフォーカスしていたことは、これまで続けてきたデジタル加工工房&Fab湘南ラウンジ-Fab Space-の取り組みを想起させ、勇気付けられる一幕となりました。美術・工芸品のようなごく一部を除いて、ほぼすべての人工物はいずれ廃棄されます。「カスタマイズ」という手法は「循環」とまでいかないものの、ものの寿命を「延命」させる効果は少なからずあると思います。自画自賛のようですが、循環型社会に向けて出来ることを少しずつやっていくしかないのかもしれません。
 
Fab12で宣言された目標群は日本のFabLabにとっても大きな挑戦ですが、同時に日本のものづくりが抱える「苦手分野」を突かれているという印象も持ちました。様々な分野で日本は優秀なハードを世に送り出してきましたが、それらを最大限に活かすソフトやサービスを作ることができませんでした。今回のFab12が提示したターニングポイントは、ハードの終焉からソフトやサービスへの移行に、どこか重なって見えるところがありました。とはいえ、必ずしも世界が進んでいて日本が遅れているというほど単純な状況ではなく、一つ一つのFabLabを見ればどこも試行錯誤を繰り返しながらFabLab 2.0〜を目指している、というのが実際のところです。

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様々な言葉やアイデア、ビジョンが交錯したFab12でしたが、ステージ上で話す人々には共通して「世の中をもっと良くする」というモチベーションが感じられました。重要なのはそれらがボランティア精神によって語られていたのではなく、「売れる」とか「面白い」といった評価軸と同列にあるものとして捉えられていた点です。売れるための戦略、面白がられるための戦略があるように、世の中をもっと良くするための戦略を背景に、知性と情熱をもってそれぞれの言葉が語られていたように感じました。そうした戦略を立てるマインドを育むための新しいFab Academy(Why〜)、実践場としてのFab Cityが位置付けられている、というのが、井上が最後に感じた感想です。
 
このターニングポイントを機に、おそらく世界中のFabLabがそれぞれの活動を再定義し始めます。これまでがそうだったように、その変化は今後ジワジワと世の中に影響を与えるでしょう。もうすぐ4年目を迎えるFabLab Shibuyaにとっても1つのターニングポイントとして、社会との関わり方について考えさせられるFab12でした。

文・井上恵介

2016-08-16 | Posted in blog, Events, ReportNo Comments » 

 

【Fab12レポート】未来を創造する 〜その3〜

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その1はこちら
その2はこちら
 
Fab12の中で大きな位置を占めていたトピックの1つとして、Fab City構想があります。FabLab BarcelonaのTomas Diezが中心となって進められている大きなプロジェクトで、2054年を目標に地域の行政や企業も巻き込んだ新しい都市モデルの構築を目指しています。言うまでもなく、ここで提示されている新しい都市モデルとは、これまでに述べた「循環型社会」にリンクします。

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FabLab発足当初からの活動コンセプトとして、大量生産/大量消費モデルから適量生産/適量消費モデルへの移行というものがありました。その実践として自ら作る(DIY)、周りの人と一緒に作る(DIWO)という考え方が根底にあり、FabLab内外の活発な活動が現在のメイカームーブメントを形作っています。現在のメイカームーブメントにも様々な既存企業、あるいはスタートアップ企業が参入しています。また世界中でMaker Faireのようなイベントが開催され、メイカー同士のコミュニティ形成の場があります。Fab City構想とは、いわばこうした「ムーブメント」を「地域社会のライフスタイル」へと定着させる活動と言えるでしょう。その社会では、最早FabLabも3Dプリンターもセンセーショナルなものではなく、大きなパズルの1ピースに過ぎず、Fab City構想を実践する1機能1要素として定着し、誰もがその機能を活用するものになっています。ある意味ではFabLabが目指してきたものづくりの敷居の低さの究極系とも言えるでしょう。
 
とても壮大な目標を掲げているFab City構想ですが、提唱者のTomas Diezが紹介したSmart Citizenは、Fab City実現に向けたアプローチを理解する好事例でしょう。Arduinoベースのオープンソースハードウェア(及びAPI)であるSmart Citizenは、街中の環境データを取得するIoTデバイスです。気温や湿度、CO2濃度などのデータを取得し、市中に点在する各デバイスから集積したそれらのデータ(いわゆるビッグデータ)を地域社会の運営に活かすというものです。オープンソースなので、個人でも企業でも新たなSmart Citizenデバイスの開発や、取得されたデータの利用が可能です。交通量調査や流通調査を行う専用のデバイスを開発することもできるでしょう。取得されたデータは地域企業や行政の運営を助けるだけでなく、教育分野や研究分野でも有効なリソースになり得るでしょうし、それらのデータを活用した新たなアプリやサービスが生まれるかもしれません。
 
Fab City構想とは、従来でいうところの産学官に、個人としての「民」を同列で加えるような取り組みといえます。そこでのFabLabは、そうした「民」がFab Cityに加わるためのアクセスポイントとして、同時にコミュニティスペースとして機能するでしょう。Fab12が終了した現在、Fab Cityには世界16都市が参画しています。来年のFab13開催地のサンチアゴ(チリ)やFab14開催地に決まったトゥールーズ(フランス)も今年加盟しました。4日目のFab Symposium中に行われた加盟式典は、新たに参画した7都市の代表(主に各都市の市長)のビデオメッセージなどを背景に執り行われました。

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今回のFab12中に、Fab Cityに参加しているジョージア(旧表記グルジア)や、参加に向けて活動しているロンドンの代表者と話をする機会がありました。ジョージアはFabCityに加盟している中で唯一、都市名ではなく国家名で参加しています。GITA(Georgia’s Innovation & Technology Agency)という組織を中心に、この1年で国内に21ヶ所のFabLabを開設(+5ヶ所が準備中)しており、地方行政を超えて国策としてFab社会を進めています。逆にFab City参加を目指して活動しているロンドンの代表者は、市内のメイカースペース代表者を始めとするワーキンググループを作り、ロビー活動を続けているとのことです。運良く、そしてある意味では対照的な状況下にある代表者とお話ができましたが、共通していたのは「何をするかはまだまだこれから」ということでした。「循環型社会」という大目標は共通しているものの、そこに至るプロセスに答えはなく、それぞれの地域社会に求められている取り組みを見つけ、実践していくとのことです。

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2014年のFab10(バルセロナ)において、トリアス市長(当時)の署名に基づきバルセロナは最初のFab Cityとなりました。冒頭に述べた通り、このFab City構想は40年かけた挑戦として2054年の達成を目標に掲げています。社会状況も構成員も大きく様変わりしているであろう40年後の世界に、Fabの理念は何を残すのか。挑戦はまだ始まったばかりです。

<続く>

文・井上恵介

2016-08-16 | Posted in blog, Events, ReportNo Comments » 

 

【Fab12レポート】未来を創造する 〜その2〜

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その1はこちら
 
ご存知の通り、「循環型社会」あるいは「持続可能な社会」という言葉は、近年よく語られているテーマです。今回のFab12では、その実現に向けた布石ともとれる発表が多かったように感じます。それらが総じて「FabLab 2.0〜」の宣言を後押ししているような印象を見て取れました。
 
例えば、今年は例年のFab Academyに加えてBio Academyも試験的に開講され、日本からもFabLab Hamamatsu / Take Spaceの竹村さんやYCAMの津田さんらが受講し卒業されました。近年日本でも盛んに聞かれるようになった「バイオ分野」ですが、その可能性・未来像について明確なビジョンを持っている人は少ないかもしれません。ARにおける「ポケモンGo」のような成果が生まれれば、その認知とともに参加者も一層増えるのでしょうが、まだその段階には至っていないフロンティア分の多い領域と言えるでしょう。狭いようで実はとてつもなく広いバイオという分野ですが、FabLab 4.0で描かれている「自己増殖・自己生成」あるいは「循環」という現象を実現する主要テクノロジーの一つに挙げられることは想像に難くありません。Bio Academyはその担い手を育成する主要コンテンツとして、今後も継続されるでしょう。
 
Fab Academy関連でいえば、今年は大きなアップデートがたくさんありました。現在のFab Academy はHow to make (almost) Anythingをテーマに「作り方」にフォーカスしており、実技内容の多いカリキュラムです。そんなFab Academyに対応するように、作るもののコンセプト深度をより深めるためWhy to make (almost) Anythingをテーマに新たなAcademyがスタートします。講師は世界的な現代アーティストのオラファー・エリアソンが務めるということで、驚きをもって迎えられました。

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ここからは個人的な私見ですが、おそらくFabLab は「FabLabで何が作られたか」を語るフェーズを終え、「作られたものがどんな社会的価値を持つか」が語られるフェーズに移行しようとしているのだと思います。FabLabと関わりが有る無しに関わらず世界各地にメイカーが居て、星の数ほど「もの」が作られている中で、これまではどこかその行為そのものが礼賛されてきました。教育など、その価値が認められる分野がある一方で、2002年の発足よりメイカームーブメントの一翼を担ってきたFabLabとして、作られたものの価値が問われる流れを作りたいのだろうと予想します。オラファー・エリアソンがどのようなカリキュラムを立ててくるのかは今のところ不明ですが、単にアートやデザインといった分野に縛られず、あるいは有形無形も問わない、社会をより良くするためのアイデアとコンセプトメイキングにフォーカスしたカリキュラムになるのではないかと思います(期待も込めて)。そのカリキュラムから生まれた成果は、先に述べたFabLab 2.0以降に繋がっていくのは言うまでもありません。
 
このWhy〜の部分にフォーカスすることは、日本にとっても好ましい状況を生む可能性があると思っています。今回のFab12で話したメキシコからのある参加者は、今年のFab Academyの卒業生でした。彼の専門は「哲学」だそうで、Fab Academyの内容はどれも未知のものばかりだったそうです。実のところ、Fab Academyの受講生には彼のようにものづくりと直接関わりのない分野からの参入が望ましいと思っています。自分にFab Academyの受講経験はありませんが、全てとは言わないまでもおおよその内容は理解できます。一応過去10年強、ものを作ってきたキャリアがあるので、半年のカリキュラムで得られるもの以上の経験はあるつもりです。ある一定以上のHowを知っている自分にとっては、Howをより一層掘り下げることに価値を置きつつも、それ以上にWhyを深化させ、Whyを正しく表現するノウハウにより魅力を感じます。アーティスト、デザイナー、エンジニアなど肩書きはそれぞれですが、日本のメイカーの多くがそうしたものづくりのバックグラウンドを持った人たちで構成されていることを考えると、同様の答えに行き着く人は多いのではないかと思います。
 
Fab Academyの展開としては、地域の言語と時間帯にローカライズして行うFab Academy Xや、子供向けのカリキュラムとしてFab Academy K-12の発表がありました。前者については、特に日本をはじめ東アジアのようにボストンとの時差が大きい地域にとっては、受講生にとっても会場となるFabLabにとってもありがたい動きです。一方で、世界のFabLabと繋がって実施するというコンセプトに対して、日本国内だけで実施するカリキュラムを構築しても大きな意味はなく、少なくとも東アジア・東南アジア諸国との連携が必要になってくるでしょう。他国のFabLabと連携しながら膨大なローカライズ作業が必要になることや、英語圏ではない国同士で実施する中でのランゲージバリアーなど、超えるべきハードルが多いということも同時に感じました。

<続く>

文・井上恵介

2016-08-16 | Posted in blog, Events, ReportNo Comments »