【お知らせ】FabLabShibuyaの運営リニューアル

renewal

FabLabShibuyaユーザーの皆さまへ

日々ご利用頂き誠にありがとうございます。

FabLabShibuyaはオープンしてから約2年、“開かれた工房”として多くの方にご利用頂いてきました。その間にも様々なかたちでものづくりにまつわるニュースが更新され、メイカームーブメントが少しずつ定着していくのを間近に感じてきました。中でも、ファブラボに限らず国内にオープンなものづくり工房が増えてきたのも、ここ数年の大きな特徴といえるでしょう。

そうした背景から、今後FabLabShibuyaはどうあるべきか、FabLabShibuyaの役割はなんなのかを考える機会が多くなりました。

昨年11月末にロフト・無印良品との協働でオープンした「&Fab」は、デジタルファブリケーションを使ったものづくりをより多くの人に体験してもらうべく、“カスタマイズ”に特化した工房として運営しています。先日1000人目のお客様を迎え、何度も足を運んでくれるお客様も増える中、少しずつですが“Fabのエントリー”として機能し始めていることを実感しています。エントリーが整いつつある中で、FabLabShibuyaにふさわしいものづくりとはどういうものなのか。

FabLabShibuyaは、現行の「機材講習会」および「機材利用日(オープンラボ)」の大幅な見直しを検討しています。今後はオープンラボを「プロジェクトベース」で展開することで、より総合的にものづくりを学べる内容を提案していきたいと考えています。機材の使い方は現行の4機種に限らず、プロジェクトの進行に必要な技能として学んで頂ける予定です。

将来的には参加者から提案されたプロジェクトも実施候補に入れていければと思います。FabLabShibuyaメンバーも1人のプレーヤーとしてプロジェクトに参加することで、知識やノウハウを相互に共有し、ファブラボ本来の理念である“Do it with others”に忠実な取り組みに発展させられればと思います。

この見直しに伴い、現行の「機材講習会」および「機材利用日(オープンラボ)」を9月いっぱいで一旦終了し、新しい運営に移行していく予定です。FabLabShibuyaの新しい取り組みにご期待頂けたら幸いです。

2014-08-19 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

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