LOFT& サマースクール「学べるロフト、オトナ編」

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LOFT&サマースクールプログラム 「学べるロフト、大人編」では、『型にはまらないクリエイティブ』と題して、5日間の特別カリキュラムを開講します。

ここ最近のさまざまな「Fabスペース」の登場により、「3Dプリンタ」や「レーザーカッター」などのデジタル工作機械が一般的になりつつあります。
こうしたデジタル工作機械を使ったものづくり『デジタルファブリケーション』の流れは、デザインやものづくりの枠を大きく広げ、世界中で「モノを使う人」を「モノをつくる人」へと変えつつあります。また、ライフクリエイターの為のショップというロフトのコンセプトも時代を超え、「集める・選ぶ」から「デザインする・つくる」という新たなステージに向かっています。

つくることが身近になりつつある今だからこそ、「つくる」ことについて、もう一度学んでみませんか?

企画:一般社団法人デジタルファブリケーション協会(DF協会)

※このプログラムは、「デジタルファブリケーション認定講座『特別講座2014夏』」としても開講しています。デジタルファブリケーション認定講座とは、デジタルファブリケーション(DF)技術を活用した新しいものづくりの担い手の育成を目的として設計された、DF協会が主催する認定プログラムです。

豪華講師陣はこちら!


8/18(月)
小林茂氏
『“辺境”から世界を再構築する』

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8/19(火)
久保田晃弘氏
『アマチュアってプロの卵なの?-アマチュアリズムの再定義』

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8/20(水)
田村大氏
『逆引き発想で行く、イノベーションの旅』

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8/21(木)
須藤シンジ氏
『ピープルデザインという新しいモノづくりコトづくり手法』

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8/22(金)
塩瀬隆之氏
『「ものづくり」と「ものづくりでないこと」の境界線』

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《全日程共通》
教室:西武渋谷店モヴィーダ館7F ロフトフォーラム
講義時間:18:00(開場),18:30~20:00(講義)
受講料:無料
定員:50名(先着順)


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(外部サイト,Google Formsへつながります)
《注意事項》
座席が限られる講座ですので、キャンセルされる場合は、下記までご連絡下さい。

メールアドレス:info[at]fablabshibuya.org  ※[at]を@に変換して下さい
電話番号:03-6416-4083

 


《シラバス》

8/18(月)小林茂氏
『“辺境”から世界を再構築する』

▼プロフィール
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センター教授。デジタル工作機械を備えた市民工房「IAMASイノベーション工房[f.Labo]」を運営。著書に『PrototypingLab』など。

▼概要

小林氏のこれまでの取り組みを紹介いただきつつ、その中から見えてきた可能性と課題について考えます。
例えば…
・ハッカソン(メイカソンを含む)はうまく運営することで参加者間のネットワーキングや将来的に事業につながるアイデアを創出することができる、でも、そのためには適切なルールが必要だし、実際にやってみるとまだまだ課題も多い。
・木工とITの組み合わせにはかなり可能性を感じる。製造=金型のような常識にとらわれないで考えると、もっと柔軟な「製造」方法も考えられるのではないか。
参加者との対話形式の学びの時間とします。

 

8/19(火)久保田晃弘氏
『アマチュアってプロの卵なの?-アマチュアリズムの再定義』

▼プロフィール
多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース教授、工学博士。現在は、衛星芸術バイオアートデジタル・ファブリケーション(FabLabShibuya)、自作楽器とライブ・コーディングによるサウンド・パフォーマンスなど、さまざまな領域を横断・結合するハイブリッドな創作の世界を開拓中。

▼概要
スポーツ、音楽、映画、文学…ジャンル違えど、世界は一握りのプロと、プロを目指すたくさんのアマチュアで構成されていると思っていませんか?それは違います。アマチュアとは、プロが気づかないことを独自の方法で実現しようとする、自律分散型イノベータなのです。今回は、美術大学の教授でありながら世界初の超小型「芸術衛星」を打ち上げるなど、様々な領域を横断する久保田晃弘さんのプロジェクトを通して、アマチュアリズムの意味について考えます。

 

8/20(水)田村大氏
『逆引き発想で行く、イノベーションの旅』

▼プロフィール
株式会社 リ・パブリック共同創設者・共同代表、東京大学i.school共同創設者エグゼクティブ・フェロー。地域や企業が自律的にイノベーションを起こす生態系の研究とその構築・運用に携わる。著書に「東大式世界を変えるイノベーションのつくりかた」(早川書房)など。

▼概要
「100個挑戦して、1個当たればいい。それがイノベーション」なんてしたり顔してるオジサンたちに、目に物見せる、ヒット量産の秘訣をそっと教えます(笑)。そもそも「イノベーションって、何さ?」というところから。

 

8/21(木)須藤シンジ氏
『ピープルデザインという新しいモノづくりコトづくり手法』

▼プロフィール
NPO法人ピープルデザイン研究所 代表理事。”心のバリアフリー”をクリエイティブに実現する思想や方法として、「ピープルデザイン」という概念を提唱。マイノリティが当たり前に混ざり合う、ワクワク・ドキドキのダイバーシティな社会を目指す。国内外の教育機関との連携や、モノづくり・コトづくりのみならず、渋谷区や川崎市の行政と連動したマチづくりまで、幅広い活動をしている。

▼概要
ピープルデザインの全般の概念から大量生産でなくワンオフやカスタマイズの可能性について知る。

 

8/22(金)塩瀬隆之氏
『「ものづくり」と「ものづくりでないこと」の境界線』

▼プロフィール
京都大学総合博物館准教授。2012-2014年経済産業省出向。熟練技能伝承に関する研究に従事。子どもから社会人まで創造性向上研修やワークショップを200回以上主催。日本科学未来館“おや?” っこひろば総合監修。博士(工学)

▼概要
レゴブロックの組み合わせはものづくりなのか
プラモデルはものづくりなのか
折り紙はものづくりなのか
3D-CADでデータをつくって3Dプリンタで出力するのはものづくりなのか
皆でどこまでがものづくりでなくて、どこからものづくりになるのか、
をみんなで考えたい。

 


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2014-07-26 | Posted in blog, EventsNo Comments » 

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