4周年を迎えました。
2016年11月, ファブラボ渋谷は5年目をスタートさせました。
4年目も色々ありました。
▼4年目のマンスリートピックスを振り返り
11月 第2回Loft&Fab Award 授賞式
12月 デジタル加工工房&Fab梅田オープン(梅田ロフト8F)
1月 仕込みの時期
2月 世界最大の生活雑貨見本市”ambiente 2016”出展
3月 TEDxDili登壇
4月 仕込みの時期
5月 3Dプリントスタジオオープン
6月 ファブラボロンドンからの便りby眞悠子
7月 経済産業省「子どもデー2016」出展
8月 ファブラボ世界会議(FAB12)、MakerFaireTokyo2016″Nerdy Derby”
9月 しろといろ展,アミューズコラボ企画(梅田ロフト)
10月 TokyoDesignWeek2016 オートデスク社ブース企画協力
▼写真で振り返り
ファブラボ浜松の竹さんの言葉を使えば、インデペンデント系ファブラボ、多摩美久保田教授の言葉を使えば、プラグイン型ファブラボのファブラボ渋谷ですが、いくつものコラボレーションの機会をいただきながら、デジタルものづくりや個人的によりそうものづくりの探求を続けています。
おととし6月に「アプライ制」へと運営方法を更新したオープンラボ手法も、私たちにはちょうどよいやり方として定着しております。ファブラボのネットワークの中で、アイディアがどのように活用されるかを事前に考えていただく事で、ユーザーの方々が考えるプロジェクトも、興味深いものが並んでいます。
昨年も書きましたが、「ファブラボ」というものは、関われば関わるほど、難しいものと痛感します。日本での持続的活動とは、どのような意識や運用が適しているのでしょう。日々悩み、試し、悩み、試しを繰り返しています。ファブラボ渋谷では、「一般社団法人デジタルファブリケーション協会」という法人をつくることで、その持続可能性を探り続けています。渋谷の活動テーマは「既存の社会の中に、当たり前のようにファブラボ理念のある社会をつくる」です。(簡単に言うと、「つくる人が当たり前につくる社会」です)
5年目の活動もご一緒してください。
▼Special Thanks,
FabLab Japan Network, co-lab, ロフト, Stratasys Japan, オートデスク, ソニー, カインズ, カルチュア・コンビニエンス・クラブ, Happy Printers, trotec laser japan, ミマキ・エンジニアリング, ローランドDC, ブラザー工業, ソリッドワークス・ジャパン, ヨコハマシステムズ, グラフテック, 良品計画, 東急ハンズ, あしたのコミュニティーラボ, BONSAI LAB,古屋和臣,co-lab渋谷アトリエの皆さま, FabLab Shibuya に集うFabberの皆さま, FabLab Shibuyaを支えてくださっている皆さま
※順不同
身内話になってしまいますが、ファブラボ渋谷のスタッフからの思い出やコメントも紹介します。発展途上の領域だからこそ、スタッフ間での相談や議論も続けています。
Q, 3年目を振り返ってどんなことが印象に残っていますか?
詠美より
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「8月 Maker Farir Tokyo 2016のNerdy Derby」
本場アメリカのコースを再現するだけでなく、日本オリジナルコースとして4本もコースを新設するという無謀っぷり(笑
それらのコースは、3Dモデリングしたパーツを小分けに3Dプリントして、大型CNCから切り出した木材と組み合わせたり、レースの優勝者へのトロフィーをレーザーカッターで刻印したり…人材とデジファブ機材が適材適所に配置されて作り上げられました。ファブラボ渋谷のメンバーだけでなく、ファブラボ藤沢のユーザーさんにコースモデリングを手伝ってもらったり、イベント当日も一緒に汗を流したり、本当に作ることができる人が作った楽しい空間になりました。
秋永より(品川のクリエイティブラウンジ担当)
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「品川のクリエイティブラウンジ」
3Dプリントの講習会をする、とこれまで工場で高いコストと長い時間をかけなければできなかったと言われることが多いです。「モノ」をつくることが特別ではなく気軽にものづくりができる時代なのは3Dプリントなどの機材の普及によるものなんだなとデジファブを身近に感じています。この場所ならではの高い技術をもっている人とはいえ、つくることは難しくないと感じさせてくれるのもデジファブなのかなと思います。「使う人がつくる人」の時代ですね!
リエより(デジタル加工工房&Fab梅田担当)
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「9月 しろといろ展(梅田)」
9月は梅田店始まって以来の多くの方にご来店いただきました。ひっきりなしにお客様が来店され、工場のように繰り返し製品が作られます。簡単な工程で工場レベルの製品を生み出せること、そしてそれがいつでもそばにあること。デジタル加工工房&Fabの魅力を改めて感じる機会になりました。